【4/22】武将固有戦法の調整内容まとめ|上杉謙信・榊原康政ほか7名の変更点と評価

はじめに

4月22日に武将固有戦法のバランス調整が予定されています。対象は7名です。本記事では各武将の変更前後を並べて比較し、環境への影響を考察します。


調整内容と評価

上杉謙信 固有戦法:軍神 微強化
調整前
戦闘中、乱舞獲得不可
友軍複数(2名)が通常攻撃・能動戦法・突撃戦法発動時、30%→60%の確率(武勇依存)で自身は「溜め」を開始し、通常攻撃ダメージが5%→10%上昇(武勇依存)。「溜め」は12回まで重ねがけでき、最大時は通常攻撃の与ダメージが70%→140%上昇(武勇依存)。通常攻撃後、「溜め」はリセットされる
大将技:毎ターン行動前、追加で1回分の「溜め」を獲得
調整後
戦闘中、乱舞獲得不可
友軍複数(2名)が通常攻撃・能動戦法・突撃戦法発動時、33%→66%の確率(武勇依存)で自身は「溜め」を開始し、通常攻撃ダメージが5%→10%上昇(武勇依存)。「溜め」は12回まで重ねがけでき、最大時は通常攻撃の与ダメージが80%→160%上昇(武勇依存)。通常攻撃後、「溜め」はリセットされる
大将技:毎ターン行動前、追加で1回分の「溜め」を獲得(変更なし)

事前の期待を大きく下回る調整内容です。

多くのプレイヤーが期待していたのは「乱舞獲得不可」のデメリット撤廃でしたが、実際に修正されたのは「溜め」の発動確率アップと最大与ダメージの上方修正にとどまりました。元々の弱さをカバーするには不十分な微強化と言わざるを得ません。

S3で柿崎景家が実装されても、上杉編成が環境で戦えるかは厳しい見通しです。上杉謙信柿崎景家宇佐美定満の3枚が本命と考えられていましたが、謙信の代わりに太田資正を起用した鉄壁・回避メタ部隊の方が面白い選択肢になるかもしれません。

飯富虎昌 固有戦法:甲山猛虎 実用的強化
調整前
敵軍複数(2名)に兵刃ダメージ(ダメージ率48%→96%)を与え、1ターンの間封撃を付与
調整後
敵軍複数(2名)に兵刃ダメージ(ダメージ率48%→96%)を与え、1ターンの間封撃を付与。対象が既に封撃状態の場合、ダメージ率は68%→136%まで上昇

S2で猛威を振るった山県昌景編成の一角が順当に強化されました。

元々安定した性能の戦法だったため、この追加効果によって激戦区の武田家の中でも今後のポジションを確保していけるでしょう。

特に注目されるのはスタダ運用です。気炎万丈で封撃を付与した前提で戦うスタダ編成において、封撃状態でのダメージ上昇は明確な追い風になります。来期も武田家を上位軍で使うプレイヤーにとって、飯富はスタダ編成に組み込む価値が高い武将です。

榊原康政 固有戦法:無想掃討 評価不明
調整前
敵軍複数(1~2名)に兵刃ダメージ(ダメージ率51%→102%)を与え、2ターンの間、自身の兵刃与ダメージが25%→50%上昇。自身より先に行動した武将1名につき、兵刃与ダメージ上昇効果が5%→10%減少
大将技:与ダメージ上昇効果の減少回数が最大2回までになる
調整後
敵軍単体に兵刃ダメージ(ダメージ率51%→102%)を与え、50%の確率(速度依存)で追加で他の敵軍単体に兵刃ダメージ。2ターンの間、自身の兵刃与ダメージが25%→50%上昇。自身より先に行動した武将1名につき、兵刃与ダメージ上昇効果が5%→10%減少
大将技:与ダメージ上昇効果の減少回数が最大2回までになる(変更なし)

ダメージ対象の仕組みがやや明確になった形の調整です。

元々「敵軍複数(1〜2名)」だった対象が「単体+50%の確率で追加1名」に変わりましたが、2名にダメージを与える確率は依然として速度依存であり不透明です。修正前後で2名への攻撃確率がどの程度変化するかによって評価が分かれるため、現時点では判断が難しい調整と言えます。

酒井忠次 固有戦法:破陣乱舞 微強化
調整前
1ターンの間、自身と武勇が最も高い友軍単体が22%→44%(武勇依存)の破陣を獲得。さらに自身はこのターンの間、通常攻撃時に1回の兵刃ダメージ(ダメージ率101%→202%)を追加で付与。発動後、この戦法は1ターンの間再発動不可
大将技:強化通常攻撃発動時、35%の確率で攻撃対象が1増加
調整後
1ターンの間、自身と武勇が最も高い友軍単体が23%→46%(武勇依存)の破陣を獲得。さらに自身はこのターンの間、通常攻撃時に1回の兵刃ダメージ(ダメージ率103%→206%)を追加で付与。発動後、この戦法は1ターンの間再発動不可
大将技:強化通常攻撃発動時、35%の確率で攻撃対象が1増加(変更なし)

元々課題のある性能でしたが、修正内容も控えめにとどまりました。

破陣率+2%、ダメージ率+4%という誤差レベルの上方修正では、7コスト枠を割いて編成に組み込む動機としては弱いと言わざるを得ません。根本的なテコ入れが求められていただけに、残念な調整結果です。

陶晴賢 固有戦法:冷徹無情 微強化
調整前
敵軍複数(2名)に兵刃ダメージ(ダメージ率71%→142%、さらに対象の兵力損失に応じて最大25%→50%増加)を付与。対象の兵力が50%以下の場合、2ターンの間、自身の能動戦法の発動確率が10%増加(最大2回まで重ねがけ可能)
大将技:発動確率増加効果が4ターン持続
調整後
敵軍複数(2名)に兵刃ダメージ(ダメージ率71%→142%、さらに対象の兵力損失に応じて最大25%→50%増加)を付与。対象の兵力が75%(2回目以降は50%)以下の場合、2ターンの間、自身の能動戦法の発動確率が10%増加(最大2回まで重ねがけ可能)
大将技:発動確率増加効果が4ターン持続(変更なし)

発動条件の緩和のみで、能動戦法の発動確率そのものは据え置きです。

初回の条件が兵力75%以下に緩和されたのは改善ですが、発動確率の増加量が10%のままでは使いづらさは解消されません。条件面だけでなく、効果量にも踏み込んだ修正が欲しかったところです。

高橋紹運 固有戦法:豊後の戦神 実用的強化
調整前
戦闘中、自身に洞察付与。さらに、自身の最も高い属性に応じてバフ獲得(効果量は対応する属性に依存):
武勇:自身が与える兵刃ダメージが6%→12%上昇
知略:自身が与える計略ダメージが6%→12%上昇
統率:能動戦法の発動確率が3%→6%増加
大将技:自身のメイン属性が10→20増加
調整後
戦闘中、自身に洞察付与。さらに、自身の最も高い属性に応じてバフ獲得(効果量は対応する属性に依存):
武勇:自身が与える兵刃ダメージが6%→12%上昇
知略:自身が与える計略ダメージが6%→12%上昇
統率:能動戦法の発動確率が4%→8%増加
大将技:自身のメイン属性が10→20増加(変更なし)

来期での活躍が見込まれる武将だけに、意義のある修正です。

元の6%増加でも十分に戦える性能でしたが、8%に引き上げられたことで低発動確率の伝授戦法を持たせやすくなりました。編成の幅を広げる、地味ながら実用的な強化と言えます。

伊達晴宗 固有戦法:掃疑平乱 微強化
調整前
2ターンの間、自身と友軍単体が39%→78%の乱舞を獲得。5ターン目以降は、追加で2ターンの間、双方の速度が10%→20%上昇
大将技:武勇のより高い友軍単体優先
調整後
2ターンの間、自身と友軍単体が39%→78%の乱舞を獲得(速度依存)。5ターン目以降は、追加で2ターンの間、双方の速度が10%→20%上昇
大将技:武勇のより高い友軍単体優先(変更なし)

速度依存の追加によって乱舞率が上振れる可能性がありますが、依存度が不明です。

速度ステータスを盛るために他のステータスを犠牲にする必要があるため、総合的にプラスになるかは疑問が残ります。発動確率そのものをいじる修正の方が使い勝手の改善につながったのではないでしょうか。


まとめ

飯富虎昌高橋紹運は実用的な強化で、既存編成の中での立ち位置が改善されました。榊原康政は仕組みが変わったものの、速度依存の確率が不透明なため現時点では評価が定まりません。

残る上杉謙信酒井忠次陶晴賢伊達晴宗はいずれも微強化にとどまり、環境を動かすほどのインパクトはなさそうです。元々評価の低い武将を環境編成に組み込む意図があるのであれば、もう少し大胆な修正が必要だったのではないでしょうか。